『ぼくらの茅ヶ崎物語』発売まであと3日‼解説Vol.4 サザンオールスターズと桑田佳祐の茅ヶ崎時代 〜湘南ロックンロールセンター

本書でのサザンオールスターズ、桑田佳祐さんについての

記述取り扱いについて、説明をしたいと思う。

無論、それは私が大将を神仏と同等に愛していることをご存知である

SASファミリーの皆さまへ向けた、ご挨拶だ。


章でいうと、

23P〜「湘南ロックンロールセンターと桑田の時代 70'sの茅ヶ崎サウンド」

48P〜茅ヶ崎音楽物語年表

にて、執筆させて頂いている。

まずは「湘南ロックンロールセンターと桑田の時代」。

桑田フォロワーのみなさまは、これだけでもお手元に置いておく価値がある。

ぼくらの自信作だ。


そもそも湘南ロックンロールセンターだけを軸に語られた文章は、

管見の限り私は他を知らない。

それは史料が無く、関係者の証言でしか語れなかった、という理由があるだろう。


しかし今回、中島直さんを筆頭とするコブラツイスターズ(宮治淳一/萩野(清水) 大作/福園泰太郎/中島直)という1975SRCのバンド&運営メンバーより、当時の記録を多数見させていただいた。

(中島さんに至ってはSRCの日記を書いていた!!)

よし、これで曖昧な記憶(40年以上前ですから…)を補えると。


そしてまたその前段階ともいえる伝説の鎌高祭については、幼なじみの湯川高彰さん、キャロルバンドの中村元昭さん(北陵高校)にお話を伺えた。

(私の中学校の国語の先生が、なんとこの鎌倉祭のパンフレットを持っていた!!)


私が今回明らかにしたかったのは、サザンオールスターズがアマチュアバンドからプロになっていく過程で、茅ヶ崎がどのように関連し、また周囲の人たちとの縁(影響)はどのような形をしていたか。ヒューマン・サウンド・ドラマ(?)である。


これは本当に宮治淳一さんを始めとする、茅ヶ崎を愛する皆さまのお陰さま。

今、原稿を読んでも、笑いと感動が蘇ってくる。

70年代の茅ヶ崎にいられなかった自分も、香りを感じることが出来る内容だ。

茅ヶ崎音楽物語年表


本書でいちばん時間も手間もかかったのが、この年表である。

年表は戦いである、己との。


SASファン・若大将ファン・ワイルドワンズGSファン・尾崎紀世彦ファンが、

しのぎを削って己のファン魂、プライドを掛けて執筆している。


私は監修であるが、委員の早坂とともにSAS項目を作った。

京都まで行き、往年のファンの皆さまからご意見を伺った。

そして初期ファンクラブ会報や、当時の雑誌記事を元にして執筆。

基本的に、公になっている情報だけだが、過去の資料が膨大すぎた…。


すでに、せっかく調べたのに掲載し忘れた箇所を発見している…。

次回に…。


年表は加山雄三誕生1937年〜サザン初紅白1979年(40年前)までとなっている。

本当に70年代で終わらして正解だった、終わらない!いつになったら入稿できるの!?と。


茅ヶ崎市の各年のトピックスと一般音楽情勢、そしてヒット曲を書くことによって

茅ヶ崎サウンドと「世の中」をリンクさせている。

ましてやヒット曲は、桑田さん、若大将、尾崎さん、ワイルドワンズが

カバーしたことあるものを最優先という、かなり特殊な基準で面白い。


この年表を見ているだけで、様々なアイディアが浮かんでくる。

力作です、魂がこもっています。


そしてまた人間は完全でないということです。

分かりきっていたはずなのに、思い知らされました。

つまり昔から知っている方々、間違いは優しく指摘してね!(笑)

心豊かな人生にするには、本とCDを買いましょう!(最近の営業口癖)


思えば小学5年生のときに、茅ヶ崎市民枠で茅ヶ崎ライブ2000に当選。

その翌週くらいにはギターをかっていとしのエリーとダイヤモンドヘッドを練習。

あれから19年、いま齢は29。

すでに人生の半分以上をサザンと過ごしてきた。


あなたに遇えて、僕は幸せです、大将。


『ぼくらの茅ヶ崎物語

 日本のポップス創世記 茅ヶ崎サウンド・ヒストリー』


釈 順正(湘南ロックンロールセンターAGAIN)=編

A5サイズ/224ページ/本体価格1,800円+税

2019年7月30日発売

発売元:株式会社シンコーミュージック・エンタテイメント


▶加山雄三誕生(1937年)からサザンオールスターズ紅白歌合戦初出場(1979年)までの茅ヶ崎サウンド・カルチャーにまつわる事象を、識者による共同作業で徹底研究。名盤誕生に貢献したスタッフによる証言や、重要な拠点となった軽音楽サークル「湘南ロックンロールセンター」の全容解明、当事者たちへの取材を通して、“湘南サウンド”の成立過程を浮き彫りにする。


▶詳細な年表も掲載、日本ポップス史を一変させた茅ヶ崎の神秘に迫る、究極の研究書!!

◎関係者インタビュー

新田和長が語る加山雄三/島英二(ザ・ワイルドワンズ)/岩沢二弓(ブレッド&バター)/石黒ケイ/岡本洋平(Hermann H. & The Pacemakers)[敬称略]


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