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皆様の愛で「海 その愛」が
JR相模線茅ケ崎駅の発車ベルに!

2020年に芸能生活60周年を迎えた若大将・加山雄三船長。

茅ヶ崎商工会議所青年部が主導となり、

JR相模線茅ケ崎駅の発車ベルを加山雄三氏の楽曲『海 その愛』に

変更することを求めた署名活動が2020年11月よりスタートしました。

 

昨日、茅ヶ崎商工会議所青年部

ならびに東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)横浜支社より

発表がありましたように、

ついに発車ベル「海 その愛」が実現いたしました。

 

我々、地元ファン・市民団体である「湘南ロックンロールセンターAGAIN」では

これらの活動を応援し2000名を超える署名を集めることが出来ました。

コロナ禍という大変に生きにくい世の中で、

これほどまでに皆様の「愛」を頂くことが出来、大変に幸せです。

 

また商工会議所青年部よりご依頼を頂き、

発車ベルの制作チームを発足、全員茅ヶ崎在住である

岡本洋平(Hermann H. & The Pacemakers)、

釈順正(湘南ロックンロールセンターAGAIN・代表)、

国木田甚一(湘南ロックンロールセンターAGAIN)の3人により、

プロデュース及びアレンジをさせて頂きました。

 

そして、加山雄三氏のご指導ご快諾を賜り、

この度『発車ベル・海 その愛』の2パターンが完成した次第であります。

 

本来ならば、全てのご協力を頂いた皆さまに御礼を直接申し上げたい気持ちです。

今しばらく、みんなで加山さんのメロディーに思いを馳せて

いつの日か、ここ茅ケ崎駅でお逢いできることを願っております。

 

開通100周年を迎えるJR相模線のお祝いとともに。

2021年9月28日始発より、海に抱かれ愛に満ちたメロディーが

茅ヶ崎に響き渡り続けますように。

 

 

湘南ロックンロールセンターAGAIN

若大将60周年プロジェクト委員:

釈順正/田﨑亜実/小澤大器/国木田甚一/山下めぐ/高橋としや

 

楽曲監修:

岡本洋平(Hermann H.& The Pacemakers)

 

制作協力:

松井絵里/井口正/Sakai Makoto/小嶋一樹/湘南ロックンSALONw会員

 

Special thanks to 新田和長氏/宮治淳一氏

ご署名くださった皆さま&You‼

 

―――

茅ヶ崎商工会議所青年部 発表:

【茅ケ崎駅発車ベル変更の発表と御礼】※外部リンク

JR東日本横浜支社 発表:

プレスリリース(PDF)※外部リンク

―――

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『海に抱かれて』

元祖・湘南ロックンロールセンター(1975~)代表、AGAIN名誉顧問である宮治淳一氏は、かつてぼくらに次のように言葉をくださった 。

 

「茅ヶ崎人にとって、海とは空気や水と同じようなものだよね」

 

その存在は、特別に意識はなされない、あって当たり前。何ならぼくらは「海」とは呼ばず、「浜」と呼ぶ。

ぼくら10~30代のメンバーが、このような時代に、特別なプロジェクトへ携われたことの不可思議こそが、「当たり前ではない」いまこの命の輝きを教えてくれる。

そう、日常に実は「常」はなく、無常、同じ波・海は二度とないことを忘れていなかっただろうか?

 

加山さんをはじめとする、茅ヶ崎の偉人たちの足跡はぼくらの生きる指針となる。

決して「幸せだなぁ」だけではない道のりを、いつも前向きに乗り越え、常に今を最高に楽しい喜びの瞬間へと転じさせるエネルギー。

音楽はもちろんのことであるが、ぼくらはその先人の生き様に恋をして、そこに学び次の世代へと繋げていく。それが歴史というものだ。

 

『大河の一滴』という言葉がある。

元々は晩年の志賀直哉が『ナイルの水の一滴』という短文のなかで「私は依然として大河の水の一滴に過ぎない。それで差支えないのだ」と述べたことがはじまりだ。

どうして岩谷時子先生は「海に抱かれて…」という歌詞をトップに持ってきたのだろう?

 

私の本業・学術的専門分野である中世日本仏教史・日本思想では、さとりの世界を「海」に譬える例が多く見られる。今生の命が終わった時、大いなる「海」へとかえると。

ぼくら一人ひとりは違う「川」であるけれど、最後は「海」へと行き着く。

「海」という存在は、多種多様な川の水を受け入れる。そしてまたどの川の水をも同じ海水へと「一味(いちみ)」に転じさせるはたらきをもっているということだ。

 

今回、仲間たちと共にこの数ヶ月、加山さん「海 その愛」を聴き倒して、至った境地。

そうか、「海」とは「すべての命」のことだったか、と。

 

もちろんこれは私の解釈であり、岩谷時子先生研究家の皆さまには違うと言われるかもしれない。

それでも、いま生かされている私の「命」は、これまでの「すべての命に抱かれている」としか思えない。

だから「たとえ破れて」も「嵐のりこえ」ていけるのであり、そのエネルギーの源が=愛なんだと。

 

すると当たり前に思っていたこの日々が、途端にかけがえのない一瞬になる。

「すべての命」に抱かれて、今がある。

 

令和3年も、敬愛する加山船長、また同じ茅ヶ崎出身の桑田さん等の新曲をぼくらは湘南で聴くことが出来た。すごいじゃないか!

これまでも、そしてこれからもこの「愛」は永遠の今に伝わってゆき、ぼくらもいつかその愛の一欠片になれたらいいな。

 

今もこの瞬間も茅ヶ崎海岸の「海」が、ぼくらのご縁の波紋を広げ続けてくれている。

全面協力をしてくださった岡本洋平先輩、その存在は今や私にとって「海」そのもの。

この街に、生まれ育ってよかった。

きっと、あなたの街にも「その愛」は、たくさんあるはずだよ。

 

そうさ、例えぼくら全員がくたばっても、空気や水と同じく、当たり前のように「海 その愛」はいつでも、どこにでも存在し続けるのだ。

弾厚作さま/岩谷時子先生へ、有難う!最高だぜ!!

 

2021年9月18日

郷愁の念、嵐が秋を連れてきた暁に。

湘南ロックンロールセンターAGAIN代表 釈順正

※署名活動は終了いたしました
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