湘南ロックンロールセンター(1975〜)会長の宮治淳一氏が茅ヶ崎一中野球部に所属していた際に着用していたユニフォームを再現復刻!
デザインや色生地など、当時をとにかく再現することに
こだわり抜いた逸品がついに完成!
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湘南文化の研究、また次世代への継承プロジェクト「㊗茅ヶ崎公園野球場70周年!」としてこの度「復刻1973 茅ヶ崎一中ユニフォーム 〜宮治淳一モデル〜」を、名誉顧問である宮治淳一氏と制作をいたしました。
当時モノが残らない中、有識者・当事者と共に70年代の素材・質感に出来るだけ近づけることを第一義とした研究成果物です。
ここに約一年に及ぶ研究要約を記します。なお以下、宮治さん着用モデルを「オリジナルモデル」と呼びます。
「オリジナルモデル」が確認できる宮治氏蔵写真は、1971年(昭和46年)卒業時かと考えられる。SRCA順正の中学時代野球部顧問であった佐藤先生は1976年(昭和51年)に一中に新任・着任しており、翌年にユニフォームを変更している。
着任して早々に「CHIGASAKI」ロゴのユニフォームは自分が作ったと言っており、佐藤先生は「オリジナルモデル」の存在を知らなかった。その後、「佐藤先生モデル」の前には第一の頭文字「D」1字を取った「D1字モデル」があったことが判明した。
いつ「オリジナルモデル」が「D1字モデル」になったかは未だ不明であるが、宮治氏の代から3世代後くらいかと推測している。
・「オリジナルモデル」:CHIGASAKIロゴ(現状確認:1971年/昭和46年)
・「D1字モデル」(?〜、1977年/昭和52年)
・「佐藤先生モデル」:CHIGASAKIロゴ ※書体・色違う(1977年/昭和52年〜)
ロゴ形式としてはまず「早稲田大学」オマージュを想定した(しかし非早稲田えんじ色である)。宮治氏の記憶・表現では「濃紺」であり、大学の色・カラーとしては「慶応大学(加山雄三氏つながりで…?)」or「東大」が近い。
プロオマージュならば旧・中日が近く、帽子も「C」1字である。そのため今回は当時の「中日ブルー」というマーク生地色を意識してロゴを制作した(古く中日はキャンプなどで当野球場を使っていたという)。
次にユニフォームの素材については、メッシュ生地が中学生まで降りてきたのは90年代頃だとされる。宮治氏の記憶から若干のクリーム色を想定していたが、教育上の問題で当時の中学校では「真っ白」以外ありえないと上述の佐藤先生は述べている。おそらくユニは先輩から引き継がれるものであったため、「真っ白」という感覚はなかったのであろう。
生地は綿100%、洗濯したら乾きにくいのが当時の印象であった。残念ながら現在は伸縮性等の問題から綿100%のユニフォームはなく、近い感触のものを採用した。
また今日ではロゴ等は刺繍されるのが通常である。しかし当時は、アイロンプリントが通常仕様で剥がれやすかった(そのため当時のユニはロゴの場所がバラバラである)。なお縁取りだけ刺繍にした「佐藤先生モデル」は画期的であったという。
以上、本研究の概要を述べた。どうか「オリジナルモデル」をお持ちの方は、ご一報を。
そして約50年の歴史に幕を下ろし、最後にこのような研究に付き合ってくれた茅ヶ崎ショッピングセンター内「クリハラスポーツ」のオコちゃんに心より御礼申し上げます。おばちゃん、お疲れ様。これからだよ!
SRCA会長 釈順正